欠点のない人はいません。そして、容易に直らないのが欠点です。直らないからといって、自分を責めても、人を責めても疲れるだけです。お互いにそうなのですから、お互いを認め合う、その方が幸せに近い気がします。
　親切な人、優しい人、それは相手をありのままで受け入れられる人です。たとえいい結果がだせなくても、期待にこたえられず、がっかりするような姿を見てもです。でもそんな人になれるのでしょうか。
　私たちは、まず最初に自分がだれかに受け入れてもらえなくては、他の人をありのまま受け入れることはできません。そのことをしてくださるのが、イエス・キリストです。「神がキリストにおいてあなたがたを赦して（ゆるして）くださった」というのは、キリストを信じるなら、あなたはありのままで欠点をもったままで受け入れられるのです。

そのことを経験してはじめて、今度は相手を受け入れられるようになります。
　こうでなければならないと自分や相手に注文をつけて欠点のない関係を追い求めるより、ありのままの自分、そのままの相手を受け入れる、それが互いにゆるし合う生き方です。その歩みは今日からでも始められます。

イエス・キリストを信じて、ありのままのあなたを受け入れてもらいませんか。